院長挨拶
南医療生協 かなめ病院 院長
神田 茂
かなめ病院は、2000年の介護保険制度創設に合わせ、高齢者医療・介護の「かなめ」となるべく、南生協病院から療養型病院として分離開設されました。
その後、2007年には回復期リハビリ病院に転換し、入院診療は元々得意としていた手厚いリハビリに特化しています。2010年には南生協病院の緑区への移転に伴い、外来棟を新設して、かかりつけ医外来診療機能も強化してきました。
現在は高齢者だけでなく、若い方や外国籍の方にもご利用いただき、職員が地域に出かけて病気や障がいを予防する活動も積極的におこなっています。
しかし、私たちだけでできることは限りがあります。ご利用いただいている地域の方々、公的機関、地域の医療・介護事業所などと力を合わせ、どんな人でも安心して自分らしく暮らして行けるまちづくりを目指してゆきます。
当院は、名古屋大学老年科、藤田医科大学医学部リハビリテーション医学講座の協力を得て医療水準の向上に努めています。
名古屋大学老年科専門研修プログラムの連携研修、南生協病院や名古屋大学医学部附属病院初期研修や内科専門医の地域医療研修、医療職の学生実習などに取り組んでいます。